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結石の痛みを忘れていませんか?

結石の痛みが「とてつもない」痛みだということは、このサイトでも何度もご紹介していますし、すでに結石を経験したことがあるあなたなら、そのツラさについてはよ~くご存知のことと思います。

しかし、結石の「ちょっと怖いところ」なのですが、結石は「石がなくなってしまえば」痛みがすっかり治まることが多いので痛みが治まると結石対策を止めてしまうことが多いんですよね。

あなたはいかがですか?あの七転八倒するような結石の痛みを忘れていなくても、石がなくなってからきちんと「結石予防」の毎日を送れているでしょうか……?

結石は繰り返す?別の場所にもできる?

結石は他の場所にもできる

痛みの王様とも言われている結石。

あなたがすでにその痛みを経験してたことがあるのならば、あの痛みを2度も3度も経験する覚悟ってありますか?

出産もすさまじい痛みとは言いますが、出産は痛みを乗り越えた後に、赤ちゃんとの対面という大きな喜びがあります。

それゆえに子どもを産むことは何度もできたりするわけですが……。

結石は痛みを耐えた後に何か大きな喜びがあるわけでもありませんし、本当に「ただ死ぬほど痛いだけ」ですよね。

そんな結石は、痛みの原因となっている石が一度体内から出てしまえば取り敢えずは痛みは治まります。

けれど……ちょっと厳しいお話をするようですが、結石を作ってしまう人は体質にもよるのですが、多くが「生活習慣」や「食事習慣」のせいで結石を体内に生んでしまっているのです。

そして結石を体内に作りやすい人と言うのは、実は結石を繰り返してしまいやすいのです!!

きちんと専門医に通い、治療を続け、しっかりと医師の指示に従って節制のある生活をしてやっと、結石の再発率は60%に落とせると言われています。

つまり、結石治った!やったー!とすぐに以前の生活に戻ってしまったような人は、かなりの確率で結石が再発するということです。

例え定期的に通院して検査ができなかったとしても、いつもの生活で結石ができにくい生活習慣に改めるとか、サプリメントなどを飲んで結石ができにくいように体質改善をするという努力をしていないと、ほぼ確実に結石は再発します。

そう、結石は再発しないように対策をしていなければ、あの「痛みの王様」は着実にあなたの中で芽を出し、育っていくのです。

同じところに結石ができるとは限らない

いたるところにできる結石

食事の欧米化によって、高齢者でもたんぱく質や脂質の多い食事を摂ることが増えた現代では、若くは30代~高齢では天寿を全うする年齢に至るまで結石になる機会が多くなっています。

さらに、一度腎結石になったからと言って、次に再発するのも腎結石とは限りませんし、これは他の部分でも同じです。

最初にできたのが尿管結石だったからと言って、次も尿管結石になるとは限らないのです。

これは「私は腎結石ができたから、次も『前の様な』痛みがあればわかる」と高をくくれないということです。

腎結石は重い痛みが最初なのですが、その痛みを想像していたら、次は尿管結石で失神するような痛みが突然襲う……ということもあるわけです。

特に腎結石の初期で治っていた人は、最初が世間で聞くほどの痛みでなかったので、結石を甘く見がち。

再発の予防をすることにも積極的でない人が多くなります。

しかしここで繰り返しお伝えしているように、結石と言うのは同じ場所に同じ大きさでできるとは言えないのです。

ですから、最初の結石がどんな結石でどんな痛みであったとしても、一度結石になったからには「2度と再発したくない」という強い気持ちをもって、自分の体質改善や生活習慣改善に取り組む必要があるのです。

結石予防のための有効な手段おさらい!

一度でも結石になったことのあるあなたは、結石を予防する方法について、病院で一度くらいは指導を受けたことがあると思います。

しかし、ここにはまだ結石になったことのない「予防を徹底したい」人もいるでしょう。

ということで、ここからは結石予防のための有効手段をおさらいします。

有効手段1:水分をしっかり摂取!

適切に水分摂取をすること

結石予防の何よりの基本は「水をしっかり摂取する」ということです。

目安としては1日に2リットル摂取するのが大事です。

ただ、水道水を1日2リットルも飲むとその方がミネラルが気になってくるので、できたらほうじ茶や麦茶、白湯を飲むようにするとベストです。

たとえ1日に2リットルも飲めなかったとしても、頑張って1リットルは飲むようにしましょう。1日の水分摂取が1リットル以下になると結石ができやすくなってしまいます。

有効手段2:適度なカルシウムを摂ること

カルシウムの摂れる食品

結石の原因となる「シュウ酸」はカルシウムを適量摂ることで、尿中のシュウ酸濃度を下げることができます。

カルシウムの摂取し過ぎは、それはそれでカルシウム結石の遠因となることもありますが、一般的なシュウ酸カルシウムの結石の予防であれば、適度なカルシウムを摂取することは大事です。

有効手段3:クエン酸やマグネシウム、食物繊維を積極的に摂る

クエン酸やマグネシウム、食物繊維というのは尿中のカルシウムが結石化するのを防ぐことができます。

最近の日本の食事ではなかなか摂りづらい栄養素であるので、できたら結石を予防できる効果の高いサプリメントなどでしっかり補給することが大事です。

有効手段4:脂肪分の多い物を控える(食べ過ぎない)

脂肪分を摂り過ぎない

動物性の脂質を摂りすぎると、シュウ酸の結石化を促進しかねません。

現代日本人の食事は欧米化しているので、老若男女問わず肉類を摂取したり、スナック菓子で脂肪分を摂りやすい状況になっています。

出来る限り「摂りすぎ」に注意して食生活を改善することが大事です。

有効手段5:食事時間に気を付ける

食事の時間

日本人の結石患者の多くは「夕食がゴージャス」型です。

朝食や昼食はそこそこでも、夕食は本気ディナーという人が多いのですね。

また、生活習慣の乱れで、夜遅くに夕食を食べて、寝るまでに4時間も空いていないという人も多いのです。

ゴージャスな夕食を食べたとしても、夕食と就寝時間を4時間以上空けるようにすることはできるので、この点だけでも気を付けましょう。

有効手段6:シュウ酸を含む食品を摂り過ぎない

野菜を摂ることは大事ですが、ホウレン草や紅茶などは「普段食べるものにしては」シュウ酸の多い食物です。

ホウレン草なら茹でるとか、紅茶ならミルクティーにすることでシュウ酸の摂取を下げることができるので、「積極的にシュウ酸を摂ること」は避けるようにするのが大事です。

こうした対策も結石を予防します!あなたはできていますか?

結石を予防するには上でご紹介した6つの基本を守ることも大事ですが、人によってはなかなか生活改善ができない人もいますよね。

仕事の都合で生活習慣を改善することが難しいとか、食事習慣をどうしても改善しがたいとか。

終身型雇用でなく、不安定な雇用になっている現代では、生活のために仕事を第一にしなければならない場面は多いので、結石予防のためだけに仕事を定時で切り上げて、食事も改善して……ということができないのはよくわかります。

そうであるならば、少しでも自分の身体を労わるために、結石予防になるサプリメントなどを利用するようにするのはとても大切なことです。

あなたがどんなに仕事を頑張っても、あなたが壊した体調を会社は代わってくれるわけではないのです。

ですから、少しでも自分の身体を大事にしたいのであれば、自分でできる対策はしっかりとっておく必要があるのです。

例えば尿酸値が高いと結石ができやすくなるのですが、尿酸値の抑制に効果のある「アンセリン」という成分を含むサプリを摂取するというのも結石を防ぐ効果的な方法です。

サプリメントは薬と異なり、大きな副作用などがでることはありません。

自分の身体を守るのは自分しかありません。

そして結石が再発してあの痛みを経験するのも自分だけなのです。

2度と結石の痛みを経験したくないと強く思うのであれば、日頃のちょっとした体調管理が何より大事なのです。