あなたは大丈夫?結石の再発・予防・改善のためのとっておき情報
結石と聞いてあなたはすぐにどんなことを思い浮かべますか?
「痛み」ですか?それとも「自然に治るんでしょ?」というウワサでしょうか。
結石になったことがある人の中には、結石の激しい痛みが本当にツラかった!と言う人は多くいます。
ただ、小さな結石であれば自然に排石されることで治ることもあるため、病院に行ったことがないと言う人もいます。
しかし、実は結石も放っておくと健康に重大な影を落としますし、何より痛みで生活の質が落ちてしまいます。
結石は痛風とは違って、男女ともにどんな人でもなる可能性のある疾患でもありますし、まだなったことがないならしっかり予防することが大事です。
一方で、今までに結石になったことがあると言う人は、これから先、再発をすることがないように、今まさに結石で苦しんでいるあなたにはその結石が少しでも改善するように、毎日の生活で結石対策をしていくことが重要です。
このサイトでは、結石の総合的な情報とともに、毎日の生活の中での結石予防・改善・再発防止を目指して、たくさんの情報ををお届けします。
健やかな生活のために、どうかこれらの情報を役立ててくださいね。
結石の再発予防にはサプリメントがベストな選択!
結石になってしまったあなたは、痛みを解消するためにいろいろな方法を模索していることと思います。
ですが、結石は薬で自然排出を促す方法、もしくは病院で体内にある石を粉砕してもらい自然排出を待つ以外ありません。
つまり、結石というのは一度できてしまうと、自然排出を促す以外の方法がなく、石を溶かすような治療法はないことを理解する必要があります。
結石は一度できてしまうと非常に再発率の高い病気なので、石を排出した後も継続的に結石を作らない習慣を続ける必要があります。
サプリメントは薬と違って副作用もなく、結石が再発するのを防いでくれるので、積極的に摂取するようにしましょう。
結石には種類がある
結石になったことがない人は、「結石」と聞くと大体「尿路結石」をイメージして、「小さければ自然に治る」ということを漠然と考えがちです。
しかし、結石というのは実はいくつもの種類があり、結石が出来る場所や結石を作っている物質によって対処法も変わってくるのです。
肝内結石
肝内結石の概要
読んで字のごとく、肝臓内にできる結石で
結石の中では罹患する人の少ない結石ですが、新規の患者数よりも「再発」の患者数の方が圧倒的に多い結石です。
また、肝内結石は原因が未だにはっきりとはわかっていない結石で、強いて言うなら生活環境が何らかの影響を及ぼしていると考えられています。
その生活環境と言うのは、突出した傾向ではありませんが、普段の生活で井戸水を利用している(飲食にも利用している)60代以上の人に、肝内結石に罹る人が多いために考えられていることです。
さらに、世界的にも井戸水の利用率の高いアジア圏において、今も肝内結石患者がそこそこの数で見られるので、こうした生活環境によって、何らかの細菌が作用して肝臓内に結石を作っていると考えられています。
ですから、生活環境をガラリと変えなければ、肝内結石を治療しても、再び同じ環境で井戸水などの利用を続ければ再発する可能性が高まるということになるのです。
肝内結石の症状
肝内結石は肝臓内の胆管にできるのですが、肝臓は本来痛みにとても強い臓器なので、何かのきっかけで見つからなければなかなか自覚症状でわかることはありません。
よくあるのは勤め先の健康診断で見つかるという例ですね。
稀ではありますが、自覚症状で見つかる場合は、発熱や腹痛から、医師が患者の生活環境を鑑みて「もしかしたら」と思いわかることが多いと言うことです。
医師がそこまで気が付かなければ、発熱と腹痛と言う自覚症状だけで、そこから肝内結石を思いつくことはほとんどありませんからね。
肝内結石の治療と再発
肝内結石は1回の手術などで完治することは大変少なく、結石の中では「難治性」の結石とされています。
再発することもよくあります。
肝内結石は無症状であることが多いので、運よく見つかったとしても「痛くないからいいや」と放置していると、胆管の炎症がひどくなり、肝機能が低下、そして命に関わる事態になる…ということもないわけではありません。
膀胱結石
膀胱結石の概要
結石の中でも、結石が小さければ自然に排石をすることもある膀胱結石は、尿路結石の種類の1つで、下部尿路結石とも言われます。
尿路結石というのは上部尿路にできても下部尿路にできても痛みが強いというのが一般的で、膀胱結石の場合は「疝痛」と言われる七転八倒の痛みがあることも有名です。
膀胱結石で結石ができるのは、当然膀胱なのですが、膀胱に結石ができると、尿の流れを阻害することが多くなってくることと、結石のトゲトゲのせいで尿路が傷つけられることによって血尿が出てくるのが特徴です。
また、疝痛と言うのもまさに七転八倒の人が多い中で、腰や後背部に鈍痛を感じるだけと言う人もいないわけではないので、まれに治療が遅れて自然排石ができる大きさを越え、少し大掛かりな治療をすることになる人もいます。
膀胱結石の症状
膀胱結石は通常、非常に強い刺すような痛みと、血尿などが症状として現れることが多いです。
血尿は尿が溜まる朝方にとても濃い色の尿が出て冷や汗が出るほどびっくりした!という人もいます。
普通は尿の回数が多くなると=昼~夜にかかえて尿の色も落ち着いてきますが、また翌朝になって濃い色の血尿が出るのでさすがに「病院に行かなければ」と思う人が多いということです。
膀胱結石の治療と再発
膀胱結石を含む尿路結石は、8mm以下で自然排石治療をすることが多いようです(もちろんそれ相応の投薬はしますが)。
結石が5mm以下である場合は、通院せずに耐えて、自力で結石の排石を試みる強者もいます。
ただ、再発を重ねて「通院しなくても自然に出るから」としていると、結石によって思わぬところが傷ついていることに気付かず、他所が炎症を起こしたり、女性の場合は膀胱炎を併発してしまうことも少なくないので、耐えれそうな痛みだからと言って通院を避けるようなことはしないでくださいね。
尿路結石
尿路結石の概要
膀胱結石の部分でもご紹介しましたが、尿路結石と言うのは腎臓から尿道までの「尿路」にできる結石の総称です。
尿路結石には、腎結石と尿管結石を含む「上部尿路結石」と、膀胱結石、尿道結石を含む「下部尿路結石」があります。
日本人の結石はおよそ95%が上部尿路結石、つまり腎結石か尿管結石であるということです。
腎結石は脇腹の突然の激しい痛みや血尿があるので、比較的初期に見つかりやすい結石です。
尿管結石も腎結石と同じく突然の疝痛と血尿があるので、自覚症状から結石を発見することが難しくはありません。
ただ、素人では「腎結石」と「尿管結石」の区別をつけるのは自覚症状からではほぼ不可能です。
尿路結石の症状
尿路結石は腎結石でも尿管結石でも、また尿管結石でも膀胱結石でも「強い痛み」というのが特徴の1つです。
下部尿路結石の場合は自然排石を期待することも通常ですが、上部尿路結石の場合は繰り返す痛みや水腎症・腎盂腎炎を避けるために積極的に結石を排除する治療が行われることも多くなっています。
尿路結石の治療と再発
一般的な「積極的治療」としては、体外から衝撃波を加えて結石の破砕を試みる「体外衝撃波結石破砕術=ESWL」や、結石を確実に除去することができることの多い「経尿道的結石除去法=TUL」などが用いられます。
他にも結石患者の背部から超音波のガイドを体内に入れ、そこから内視鏡を挿入したうえで鉗子などで結石を除去する方法もあります(=PNL)。
また、こうした手術などにより採りだされた尿路結石を調べてみると、カルシウム含有の結石であることが多いので、結石が見つかってからは、カルシウムやシュウ酸と言った食べ物を積極邸に摂取しないようにという食事指導が入ることもあります。
腎結石
腎結石の概要
腎結石は、漢字の通り「腎臓」にできる結石のことですが、腎臓のどこにできるのかと言うと「腎盂」と「腎杯」になります。
腎盂結石・腎杯結石をまとめて「腎結石」と呼んでいて、腎結石は上部尿路結石の1つでもあります。
腎臓は身体の中の尿をろ過・生成する働きがあるのですが、尿中に溶けきれないカルシウムなどがあると、それが「シュウ酸」と言う物質と結合して石を作ってしまいます。
溶けきれないカルシウムがシュウ酸と結合し、石になってしまうので、腎臓内の「乳頭部」で起こります。
この乳頭部でできた石が、その場から離れ、腎杯や腎盂で詰まったり尿管に下ると、腎結石における様々な症状が自覚できるようになります。
腎結石の症状
一般的に激痛が思い起こされる結石ですが、腎結石については他の部分にできる結石より痛みが鈍いとされています(もちろん個人差はありますが)。
疝痛と言うより、後背部あたりに鈍痛を感じると言う人が多く、結石と気づかない場合には結石が移動しなければそのまま腎臓内で結石が成長し、開腹手術をしなければならない時もないわけではありません。
ただ、腎臓内の結石は最初は非常に小さいものが多いので、そのまま日常生活の中で尿路を下り、他の部分へ移動することがほとんどです。
こうなると、尿管や膀胱、尿道などで強い痛みを感じたり、素人目にもわかる血尿が出たりするようになります。
それでも結石が小さい場合は、自然排石で知らないうちに体外へ排出…ということも珍しい事ではありません。
腎結石の治療と再発
腎結石は大きく成長していなければ、他の結石と同様、まずは自然排石を踏まえた治療が行われます。
水を多く摂取するとか、尿管を拡張する薬を飲むなどですね。
ただ、結石が腎臓内で大きく成長していしまっている場合には、衝撃波で結石を破砕したり、内視鏡的な治療で結石を物理的に「除去」することもあります。
そして、腎結石の再発ですが、腎結石は他の結石に比べて著しく再発率が高い、もしくは低いということはありません。
食事などに気を付けていなければ、シュウ酸を摂取する量が減らないままだったりするので結局「生活習慣」によって再発しやすくなってしまいます。
一方で、治療後にしっかり生活を整えれば、腎結石の再発は防ぐことが充分可能です。
結石は本当に痛くて辛い病気!
結石は「痛み」にスポットが当てられやすい疾患で、あなたの周りの結石経験者も恐らく誰もが「痛かった」という話をしてくれると思います。
多くの結石患者さんは、腎臓でできた結石が尿とととも別の場所に移動し、その移動先で痛みが強くなったと言います。
腎結石の時はまだ初期状態なので、ほとんど自覚症状がなく、尿路に添って下ってくるうちに結石も成長してしまい、また移動の際に色々な器官を傷つけたりして痛みを生じさせてしまうのです。
結石で痛みを感じる時は、差し込むような腹痛や背部の激痛、後背部の激痛、息が出来ないほどの痛み、めまいがするほどの痛みということが多いようです。
多くの場合が夜中の2~4時くらいに起きると言われていますが、中には日中に結石の発作的痛みが到来して実際に倒れてしまう人もいるようです。
結石って普段の生活が重要!?実際何をすればいい?
結石については、尿中に溶けきれない物質が他の物質と結合して石になる、ということはわかっています。
例えば溶けきれないカルシウムが、シュウ酸という物質と結合してシュウ酸カルシウム結石を作る…と言った具合です。
ただ、色々な体質などにもよるので、同じ生活をしていても結石が出来る人と出来ない人というのがいるのは確かです。
一方で、動物性タンパク質の摂取量が増えたことで…つまり食事が欧米化したことで結石患者が増えていると言うのも確かな事実とされています。
今まで結石ができるまでには至らなかった人も、食生活の習慣のために結石ができるようになってしまったということですね。
普段の生活では、まず動物性タンパク質を摂り過ぎないことや、水分をしっかりと摂ること、そしてカルシウムと結合しやすいシュウ酸を含む食品を過剰摂取しないことなどが結石を防ぐ最善の手段になります。
他にも、結石ができやすい体質を改善するためにサプリを利用することも、現代の日本では有効な手段とされています。
と言うのも、結石になりやすい人というのは動物性タンパク質を多く摂る食生活と言う人が多いので、尿酸値が高めの人が多いのですよね。
この尿酸値高め…というのは、結石になるリスクを高めていることになります。
しかも、尿酸値が高めと言う状態はあの「痛風」になる危険性も高く、痛風の痛みと結石の痛みの二重苦を味わうことになるかもしれないのです。
(なぜなら、尿酸値が高いと尿酸結石ができやすいからなんですね)
高めの尿酸値をコントロールしたり、体内のミネラルバランスを整えるために使えるサプリの成分は「アンセリン」と言われる成分で、この成分が入ったサプリを継続して飲み、生活習慣を見直せば、痛風や結石の予防が可能とされています。
どうしても職業柄などで食生活をガラリと変えることがすぐには難しい人は、こうしたサプリを利用するのも1つの手段ですよ。